ずーっと気になっていた、2010.7.31(土)- 9.26(日)京都文化博物館にて開催中の 『OLMECA古代メキシコ・オルメカ文明展 マヤへの道』、
ついに行って来ちゃいました。
展示フロア入口では、カブリモノを被っての撮影が出来ます (笑)。
そして、立派なジャガーの剥製。
オルメカ人の文化では、ネコ科の動物が際立って大きな意味を持ち、表現されています。
奥の展示室にあった『半人半ジャガーを描いた彩色土器』は、今回一番の私のお気に入り。
色とデザインが、とっても素敵で、紀元前1500~1000年ころに、こういう技術やデザイン的発想が存在している事に溜息が出ます。
後の人類(アーティスト)にとって、なかなか超える事の出来ない壁だなぁと、感嘆するばかりです。
写真撮影OKなのは、『巨石人頭像』のレプリカのあるこの部屋まで。
奥の展示の沢山の石彫拓影からは、オルメカ芸術様式の多くの飾りが見てとれ、装飾の凝った美しさが楽しめます。
とにかくデザインセンスがすごい!
面白い~。
小さな土偶たちは、どれも表情が豊か。
驚くのは、硬いヒスイが美しく加工されている技術。
個人的には、土製品の 『耳飾り』 が、けっこう好きだった。
今もピアスなんかで出回っているデザインと基本同じ。
使いやすく良いものを求めて行くと、結局古くからある形に戻るって話があるけど、豊かなこの時代に在っても新しく優れた物を作り出すのは本当に難しい・・・。
そして、古代に存在した技術や芸術を見る度、人類ってすごい!と感動を覚えずには居られません。
時間的に、あまりゆっくりもしておれず、慌ただしく行って来てしまったけど、面白かった~。
でも・・・、
むちゃくちゃ興味があった 『五感で楽しむぶんぱく子ども教室』 の 『わたしだけのオルメカヘッド制作』 は、聞いてみたら、やっぱり 『子どものみ』 の参加イベントで、体験願望叶わず (開催日の土・日・祝を狙って、混まない平日に来なかったのに・・・。涙)。
小学生が真剣な顔でペイントしてるのを、羨ましく眺めて来た私です。